我々の怒り。

こんにちは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。

自費導入基礎講座、残すは3/13(日)開催分だけとなりました。
残り2席となっていますので、グレーゾーンの請求はそのままに「保険+自費」だとか、美容やダイエットメニューで自費をするのではなく、真っ当に治療家として自費治療をしていきたい先生は今すぐお申込みくださいませ。

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さてさて、講座受講者の先生方と一緒に酒を飲んで感じたことがあります。

 

 

俺たちは何に怒りを感じてるんだ???

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というところです。

 

超限定されますので共感できる先生はできるかもしれませんが、できない先生は何を書いてるのかさっぱりわからないかもしれません。

 

 

私は団塊Jr世代なわけです。

 

 

神田昌典先生の昔の講座でも瀬内をベースとした時代の流れの読み方が紹介されていて、我々の世代、主に1973年生〜1980年生の世代は「創造者」というタイプに分類されるそうなんですね。

これは何かというと、「創造者」「実務者」「管理者」「放浪者」の4つのタイプにわかれるらしいんです。

例えば幕末から明治だと

 

1830年近くの生まれだと坂本竜馬や西郷隆盛、吉田松陰、福沢諭吉などが創造者、次に1850円近くの生まれの三井三郎助うあ犬養毅、原敬などは実務者という流れになるんだそうです。

大正、昭和だと、創造者は井深大、本田宗一郎などで、実務者は盛田昭夫、稲盛和夫など、管理者は大前研一や糸井重里、放浪者が孫正義や三木谷浩史などになるそうです。

 

たしかに、何もない時代に新しいものを創造し、今後はそれを効率良く流通できるようにしたり、大量生産できるようにし、その後それらを管理する世代になり・・・・という流れにあります。

 

 

ということは、我々世代というのは、いつもいつも大事な時に時代の転換期に翻弄されるということもあるのかもしれません。

 

 

この業界に特化してみます。

 

 

例えば、私がこの業界に入った約20年前は、なんせ学校に入れなかった。

 

今考えるとおかしなしきたりなのかもしれませんが、寄付金を払わないと入れない。

しかも、当時私がお世話になった明治だと、鍼灸からじゃないと柔整にいけないとまで言われました。

鍼灸入学時に200万円、柔整入学時は「内部からやからちょっと安くしたる」となぜか少し恩を着せられる感じのことを言われて150万の寄付金を支払い、月計算するとだいたい10万円くらいの学費を支払い、なおかつ給料は初任給1万円で「免許なければただの人」と言われ、朝から仕事して、昼に学校に行って、急いで戻ってまた仕事して、夜は治療の練習とか院長の用事をするとかが当たり前でした。

スーパー寝不足なのに土曜日の昼から院長が入ってるライオンズクラブの献血に行かされたりもしましたね。

こういうの、今ならパワハラになるんですかね?

鍼灸の学生の頃は特にガマンばっかりでした。

当時は柔整の免許を持っている人が絶対でしたので、例え人としてクソでも柔整師ならば20万とか30万の給料がもらえたり、分院長をさせてもらえたりしていました。

 

「くそ!今にみとけよ!」

 

いっつもそう思っていました。
柔整の免許さえ取れば・・・・

 

そしてその先にあるのが

 

開業

 

でした。

 

 

そう考えると、修業時代っていっつも

 

 

「クソ!!」

 

 

と思っていました。

 

 

今に見とれよ!

ナニクソ!

負けるか!

なんでやねん!

ボケ!

 

そう思ってやってました。

 

立場が上がって、給料がもらえるようになると(と言っても8万円とか10万円とか)、上司がミーティングで数字のことしか言わないから、後輩を連れてなけなしの給料で安いご飯をおごりながら

「あの人はこう言ってるけど、現場はこうやから、文句言われんようにこのやり方で数字出そうや!」

とか励ましたりもしました。
一切手当とかありませんし、そんなことしてたなんて絶対上は知らなかったでしょうけど。

 

色々苦労する中で、鍼灸師になり、150万の寄付金を払って柔整学校に入った時・・・・・

 

福岡柔整ができました。。。。。。

 

そう、学校乱立の先駆けです。

大阪にはアムスができましたよね。
鍼灸の同期の人でも、1年遅らせて柔整(当時はコネの強さが弱い場合などは遅らせられたりした)という先生は、寄付金がない新設校に行った人も結構いたんじゃないでしょうか。

 

合計350万円はなんだったんでしょうね。

今でも明治国際医療大学の校舎かグラウンドの一部になっているんでしょうかね。

結構本気で返して欲しいです。いや、マジで。
ちょっとあの頃の学校のえらいさん読んでたら謝罪のひとつもし〜な、ホンマに。
あの頃はさぞかしええ思いしたんやろな〜。

 

とまあこういうことを書きたくなるくらい理不尽を甘んじて受け入れ、ガマンしてきたにも関わらず、環境は変化し、急にヌルい、いや、快適な業界になってきたわけです。

 

で、開業したら・・・・

 

人件費はかかる、スタッフは義務より権利優先、融資は受けにくい、保険は厳しい・・・・

 

もうムチャクチャやないですか。

 

よくね、コンサルどもが

 

「開業したら成功した時代は終わった」

 

なんて言うでしょ。

ええ、終わりましたよ。

でもね、業界として決してヌルかったわけじゃないんですよね。

 

生半可なヤツは学校に入れてもらう前に、厳しくてやめてくんですよ。
だから、開業できるようになるまで生き残る厳しさがあったんですよね。

 

その苦労の分、開業してからはあまり経営のことを考えずともある程度は成功できたんです。

 

よその業界と一緒にすなってことなんです。

 

 

まあでもなってもたもんはしゃーない。

 

 

でもね、どっかで我々怒りを抱えてんですよね。

 

 

例えば、しょーもない例えをしてみますね。

 

私は結構ガチで柔道をやってたんですけど、我々世代は練習中に水を飲んではいけない世代だったんです。

それが我々が3年になった頃には練習中に水分補給は重要となり、1年生はがばがば水を飲みやがる。
あまりにムカツクのでたまにしばいてました(笑)

今でもね、たまに母校に練習行くと、道場内で高校生が水をグビグビ飲んでるの見ると、正直あまり良い気分ではないんですよね。

もちろん医療人ですし頭ではわかってんですけどね、心のどこかでひっかかるんですよね。
もちろんしばいたりしませんが(笑)

 

こういうのって、要するに価値観だと思うんですよね。

 

じゃあ、我々は自分が育った環境から今の価値観が出てきたわけですが、その価値観は今全部間違ってて、なんでもかんでも時代に合わせていかなあかんのかって話になってくるんです。

 

先ほどの創造者とかの話に戻すと、我々の業界で分析すると

 

創造者は療養費の扱いをできるようにした世代であるならば

実務者はそれらをもっと便利化した世代で、団塊の世代である「管理者」の世代が、この制度に胡座をかき、慢性疾患でもなんでもかんでも請求して収益を上げる仕組みを考え出した世代なんですよね。

次の新人類世代と言われる「放浪者」の世代で、ダイエット事業や、セミナー事業などで展開した世代。

さて、それで時代も一区切りついて、次世代に移ろうとしている、いやもう移ったと思っています。

 

そんな中、我々世代は何をするべきかというと、今までの人たちから引き継いだものの中から、良いものだけを残し、今後の時代に通用するように変化させ新たなものを創造しなければならないと思うんです。

 

今、我々より下の世代が、「むっちゃすぐ治る!」みたいな技術セミナーやってるのを見ても、ホント専門学校の臨床実技で習ったようなレベルのことを得意気に動画で話をしていたり、まだ10年も経営してない癖に経営セミナーしたりと、なんだか業界が天狗になった若者に引っかき回されてる感があります。

この仕事、そんなに浅くない。

この仕事、そんなに甘くない。

実力で、理屈で、両方からちょっと天狗になってる奴らにもわからさないといけない。

そしてもうひとつ、老害な方々も潰していかないといけない。

 

 

雇用にしても、我々より上の世代は我々をクソみたいに安いお金でこき使って、我々に雇用される世代は権利ばっか主張して、あげく「ゆとり」だ「さとり」だと言って苦労ばかりかけやがる。

 

我々の世代というのは、世の中の理不尽、不条理を全部押しつけられてんじゃないかと思う。

 

世の中不公平だと思う。

 

そんな怒りを爆発させないといけないんじゃないでしょうか。

 

 

 

同じ時代に業界に入り、どんなセミナーも胡散臭く感じている先生、あなたのその感性は間違っていないです。

ジレンマを感じ、やり場のない怒りを感じながらも毎日それを封じ込めて日々保険で治療している先生、あなたが間違っているわけではないんです。

 

これから一緒に時代を作っていきましょう。

 

胡散臭いのを淘汰していきましょう。

 

時代を創造していきましょう。

 

リベンジしてやりましょう。

 

うちのアカデミーなら、それができると思います。

 

 

リベンジに向けてのファーストステップは、自費導入基礎講座を受講してみてください。

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ぜひ懇親会にも参加していただき、怒りをぶちまけてみてくださいね(^-^)

 

 

投稿者: 正隆松村

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