【患者目線からの高橋ブログ】そうだ!整形外科へ行こう!

自費成功アカデミー特別顧問の高橋です。

私は治療家でも国家資格保持者でもない、ただの患者でした。

なので、完全に患者の目線から、過去の自分を振り返って書いています。

 

ここまで自分の腰痛を治そうと

いろいろな整骨院を渡り歩いた経緯について書いてきました。

 

すでに何件もの整骨院に通っているのですが、症状は一切改善していません。

払っているのは、1回500円とはいえ、なかなかの出費です。

 

どこに行っても治らないので、どうにかしようともがいたのですが

たどり着いた境地は「整骨院では腰痛は治らない」です。

(そんな訳はないんですけどね)

 

そして、次に腰痛の症状が悪化したときに

向かったのは整形外科です。

 

ということで近くにあった整形外科に入ってみます。

すると、院内には整骨院とは違う機械(?)で

年配の男女が、首を引っ張られていたり、自転車を漕ぐエクササイズ的なことをやっていたり

といろいろなことをやらされています。

見覚えがある風景を前にして、一気に不安な気持ちが広がります。

 

受付けに向かうと、整骨院と同じように問診票を記入させられます。

そして、診察室に呼ばれ、先生が症状について聞いてくれます。

いわゆる問診ってやつですね。

「お、これはちゃんと話を聞いてくれるから、良くなるかもしれん」

と、期待が膨らみます。

 

しかし、一通り問診的な会話が終わると

「では、はじめにレントゲンを撮らせてください」ということで

レントゲン室へ案内されます。

そして、数枚腰のあたりのレントゲン写真を撮ります。

 

その後は、レントゲン写真を見ながら

「高橋さんの腰痛の原因は、これかもしれません。ただ、そんなに悪い訳ではないので、湿布と薬を出しておきますね」

と、分かったような分からないような診断をいただきます。

 

すると、看護師(?)が診察室の外に案内してくれて

整骨院とは違う機械をつけたり、機械で運動させられたり…

「またかーい!!」

と心の中で、思いっきりツッコミます。

 

結局、一通り機械巡りをした後は、看護師(?)から明日も来てくださいねって言われます。

で、薬局で薬(痛み止め)と湿布を受け取って帰るのです。

 

もう「なんじゃこりゃ?」状態です。

整骨院も整形外科も変わらんがなって話です。

痛み止めの薬を処方してくれるだけ、整形外科のほうが

まだマシなのかもしれませんが

最大の目的である「腰痛の症状を改善する」ことについては

何も変わりません。

一歩も前進していません。

1mmすら改善してないのです。

 

もう、患者としては「どないなっとんねーん!」と叫ぶしかありません。

もしかしたら、他の整形外科ならと思い、別の整形外科にも通いましたが、整骨院のときと同じでした。

機械(?)の種類が違うか、機械(?)がないかくらいの差しかありませんでした。

 

そして、私の中では

整骨院=安く揉んでもらう所

整形外科=レントゲンを撮って、湿布と痛み止め薬を出す所

という図式が完成しました。

 

妻も腰痛だったので、2人で整形外科からどれだけ多くの湿布と痛み止め薬を処方してもらえたかを競い合っていたものです。

おかげで冷蔵庫には、いつも大量の湿布が在庫されており

ちょっと腰が痛くなると、すぐに貼って寝ていました。

 

そして、自分の腰痛は一生治らないのだと思い込んでしまったのです。

だから、世の中には腰痛に関する本も多いし、健康系のテレビ番組でも腰痛がテーマになることが多いんだと

自分で自分に言い聞かせるようになりました。

 

自分程度の腰痛は、日本に嫌というほどいるけど、

腰痛という症状でいえば、大したことはなくて

もっとヒドい症状で困っていて、手術をするような人でないと

腰痛だと言ってはいけないのだとも思いました。

 

そして、自分は一生

腰痛とうまく付き合っていかなければならないのだと

悟ったことにしていたのでした。

 

こうして治療家は、ダメな治療家のせいで知らないうちに患者からの信頼を失っていくのです。

投稿者: 高橋あきひろ