こんばんは、整骨院自費成功アカデミー主宰の松村です。
前の記事↓
では、問診の方法をお伝えさせていただきました。
記事では「自費治療の問診法」と書いていますが、本来はこの流れがどんな問診、いや、問診という我々の業界に限らず、あらゆる「営業」という分野の基礎になります。
「営業」や「セールス」と聞くと嫌悪感を露わにする先生も少なくありませんが(過去、僕もその一人でした)、直接人と接して、サービスや商品の対価としてお金をいただく職業である以上やセールスであると今は思っています。
ただ、じゃあ僕がセールスの世界で有能か?と言われればそれはわかりません。
というのも、問診講座でお伝えしている内容は、セールス、クロージングという流れの基礎であり、型であり、原理原則ではあるのですが、ヒアリングの段階での質問方法が他業種とは少し違います。
まあ、そのあたりは今回のテーマではないので省くとして、問診の方法以前にちゃんとしていなければならないことがありますので、今回はそのあたりを書かせていただきたいと思います。
あ、もちろん治療の勉強はしている前提です。
今まで一切の治療の勉強をしていないのはお話にすらなりませんのでこの記事の対象ではありませんのでご了承ください。
INDEX
人は見た目
残念ながら、美醜格差というのは存在します。
ええ、「人は中身」です。
それはわかっています。
しかし、例えば男性なら、コンパでブサイクな女性とモデル級に綺麗な女性がいたなら、どっちの中身を先に知りたいでしょうか?
フェチ、マニア以外は後者が多数を占めることはもはや原理原則です。
事実、容姿端麗な女性とそうでない女性では、生涯において得られる利益を金銭で評価すると、数千万円分の差が出ると言われています。
世間は残酷です。
これは男性でもそうです。
女性の皆さん、僕と小栗旬どっちの中身を知りたいですか?
99%以上、小栗旬と回答されるのは間違いありません。
これはもはや三平方の定理レベルの変えがたい法則のようなものです。
世の中、格差社会なんです。
小栗旬は天竜人、僕は下々民(シモジミン)なわけです。
(ワンピース参照)
しかし、ワンピースとは違って、我々下々民であってもその評価を上げることはできるのです。
今からなるべく患者さん受けするためにするべきことを書いていきたいと思います。
髭は剃れ
僕が知っている女性の中に、
「髭生やしてるの生理的にムリ〜」
という女性はいるものの、
「髭生やしてない男性、生理的にムリ〜」
っていう女性はいません。
髭を剃っていれば一般受けしますが、髭を生やすことでマニア受けしかしなくなるということになります。
あなたが小栗旬や松坂桃李なら何してもいいです。
もしそれ以下の容姿なら、髭は剃ったほうがいいでしょう。
若い先生が貫禄をつけたいから髭を生やすパターンも多いですが、自分が思っているほど貫禄は出ません。笑
そもそも、若く見られてイヤなのは20代だけ。
僕のように40歳を超えると若く見られたいものですし、「若いのにしっかりしてる」って思ってもらえればそれでいいので、むやみに髭を生やさないほうがいいと思います。
髪は切れ
僕が知っている女性の中に、
「ロン毛の男って生理的にムリ〜」
という女性はいるものの、
「短髪の男って生理的にムリ〜」
っていう女性はいません。
あなたが長瀬智也や福山雅治なら何してもいいです。
もしそれ以下の容姿なら、髪は切ったほうがいいでしょう。
ちなみに、僕の芸能人男前ランキングは長瀬智也。
彼は正統派ハンサムって感じで、ジャニーズっぽくはないですよね。
デブは痩せなさい
多少ぽっちゃりくらいなら別にいいと思います。
しかし、完全なデブは我々の業界ではダメです。
こんなの↓ですね。
デブが健康を語っても、すでに見た目が不健康ですので説得力がありません。
ガリガリの人が太るのはとても大変ですが、デブは飯食わなきゃ痩せるので痩せたほうがいいです。痩せられないのは糖質中毒かもしれませんね。
別にムキムキマッチョになる必要はありませんし、逆に怖い印象を与えます。
僕も開業当初から8kgくらい太ってしまったので、とりあえず今はダイエット頑張ってます。
ちなみに僕自身はややぽっちゃり目の女性が好き(デブはイヤ)なので嫁さんに「もう少し太れ」と言ってますが、「絶対いや!!!」と拒否られます。
絶対に合わない二人です。笑
臭いには最大限の注意を!
嗅神経は脳神経の一番最初。
脳からも近いですし、匂いってのは本能に直接訴えかけてしまうので、その匂いがダメと言われたら全てダメと言われます。
ダメな臭いは本能で避けてしまうため、臭いとどれだけ見た目がよくても相当なマイナスポイントになるわけですから、我々医療人としては、かなり気をつけておかなければなりません。
白衣は毎日洗え
驚いたことに、白衣を毎日洗っていない先生がいるそうなんです。
いや、臭いよ・・・
僕は白衣を4着持っていて、毎日洗濯しています。
そういえば高校時代に柔道衣を洗わない後輩がいたんですが、もう臭くて臭くて道衣を握ることすらいやでした。
乱取という実践形式の練習のときに「先輩お願いします!」って来ても「臭いからヤダ!」って言って絶対に稽古しませんでした。
朝、シャワーを浴びなさい
夜どれだけ綺麗に身体を洗ったところで、寝汗ってのもありますし、オッサンになるとナゾの脂も分泌されますので、出勤前にもう一度綺麗にしましょう。
歯医者に行きなさい
どれだけ歯を磨いていても、歯石はたまります。
そもそも、正しい歯の磨き方をしていたら、朝は時間が足りないってことがほとんどじゃないでしょうか。
歯石がたまるってことは口内は雑菌の温床になっているので口臭が出てきます。
お金はためても歯石はためるな、ということで、歯医者さんでクリーニングしてください。
香水は正しくつけよう
臭い対策に香水、というのは誰しも一度は思いつくことです。
しかし、臭い上から香水をつけるとエグい臭いになります。
まずは綺麗にすることが先決。
では、次に男性の香水のつけ方です。
香水は温度が高いと匂いを拡散しやすくなります。
女性は手首などの温度の高いところにつけますが、それを女性より平均的に体温が高い男性がすると香水の匂いが強くなってしまいます。
男性が香水をつける場合は、腰かお腹がいいそうです。
また、絶対にこすってはいけません。
匂いの粒子が潰れるので、匂いが持続しないということです。
自分らしさは売れてから!
髭剃れとか、髪切れとか、風呂入れよ(ドリフみたい、って昭和なネタ)とか言うと、必ず言われるのは
「いや、僕は〜〜〜〜の理由で、自分のポリシーで髭生やしてるんです!」
って感じの、アホみたいなこと。
いや、良いんですよ別に髭生やそうがロン毛だろうが臭かろうが。
あなたの院に売上があるなら。
患者さんを騙さずに真っ当にやっていると仮定するならば、売上があるということはそれだけ患者さんから感謝されている、認められているってことなので、自分らしさを存分に発揮して頑張っていただければいいです。
でも、例えば今現在どこかの院にお世話になっているであるとか、開業して間もないであるとか、開業しててもまだ売上が少ないであるという場合なら、自分らしさなんて屁のツッパリにもならないってことなんです。
自己実現できるレベルまで頑張ってからやれよってこと。
作務衣着て、ロン毛にしてひげもじゃで、なんだか刀匠のような雰囲気出しながら「売上が悪いんです」なんて相談されたならば、
「剃れ、髪切れ、白衣着ろ」
でアドバイスは終わります。
自分らしさを出すってのはエゴです。
患者さんにエゴを押しつけても仕方ありません。
「俺のこと理解できんやつはいらん」
なんて言ってると、あなたが社会から必要とされなくなります。
別に患者さんに媚びろというわけではありません。
しかし、自分をどれだけ変えることができるかは、それそのものが成長の要素にもなります。
芸人だってミュージシャンだって、最初は「売れる」ことを目標にしています。
売れたあとに、漫才してたのがコントになり、番組作りに食い込んでいくとか、マニアックな曲をリリースするとかになってくるのです。
順番を間違えてはいけません。
開業をする以上、生き残るためにはまず「売れる」ことが必須条件になるのです。
まとめ
「松村よ、何を当たり前のことわざわざブログにエラそうに書いてんねん」
そう思われたのなら治療院経営者としていたって正常な感覚を持ち合わせていると思います。
でもね、院の掃除もそうですけど、そういう我々が常識だと思っていることができていない人もたくさんいるんです。
実は問診講座の最後には、「家に帰ってなるべくすぐにやること」として歯医者の予約というのをお伝えしています。
いくら問診講座で、問診メソッドを学んでも、今回書かせていただいたことができていなかったのなら、効果は半減以下です。
治療家である前に、我々は社会人です。
社会人としての一般常識というのがベースにあり、その上に医療人としての常識や理念が乗っかってくるわけですので、良い治療家、良い治療院経営者になるためにも、社会人として当たり前のことが当たり前にできなければならないと、自戒の念も込めて書かせていただきました。
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