こんにちは、整骨院自費導入アカデミーの松村です。
前回の記事
の続きです。
前回、医療人なら、患者さんとのファーストコンタクトの際に、その患者さんのイメージが悪かったとしても(無愛想だったり、横柄だったり)、それは症状がひどすぎて精神的に追い詰められているからなのか、それとも今までに違う整骨院等に行ってダメで、少し整骨院に対して怒りや諦め、疑いの感情を持っておられるからなのか、それともただ人としてダメなのかは判断できない場合もあるので、一旦は自分を開示して、受け入れなければならないということを書かせていただきました。
まぁ、要するに『人としての器がある程度以上ないといけない』わけです。
アカデミーのワーク内では、「診たい患者さん」と「診たくない患者さん」をリストアップしてワークをするものもありますが、体験セッションでもやっていただいておりますが、私自身が自費に完全移行してからというもの、かなりの先生の相談に乗ってきたのですが、ほとんどの場合でこのワークをやってたんですね。
その結果、開業して数ヶ月〜3年くらいで流行っていない院をやってる先生ほど
『診たくない患者さん=自分を信頼してくれない人、自分の言うことを聞いてくれない人』
『診たい患者さん=自分のことを先生、先生とあがめてくれる、自分の言うことを聞いてくれる』
という感じになるんです。
正直申しまして、人としての器がちっちゃすぎます。
器だと思ったら蓋だったくらい小さい!
医療人という問題ではなく、社会人としてもっと色々と経験を積めよコノヤロウと思ってしまいます。
信頼していただくためには、コミュニケーションスキルが大事ですが、これもノウハウもあるけれど、経験や、人としての部分がかなり大きい。
逆に、自分のことをすぐに信じてくれる方って、凄く素直で良い人なので、すでに他の院に行ってしまっていることが多い。
だいたい、我々の仕事は、不安を抱えている方々を対象にしてるわけです。
まあ、だからこそ下手にマーケティングだけ学んだ、そういう器の小さい先生が、自分のことを「ゴッドハンド」って言っちゃったり、10年前の情報商材のような不安を煽りまくるコピーを使ったりするのですが。
その不安を、まずは正面からがっちり受け止めてあげましょうよ。
「何でも言ってよ!俺が全部解決するから!俺、頑張るから!」
みたいな、一昔前の恋愛ドラマ風のセリフ的な覚悟決めないと。
そして、それを実行できるだけの総合的なスキルを持たないと。
実は、そんな器の小さい人たちには、共通点があるのです!
ベテランの先生から、若い先生まで、たくさんの先生の相談に乗ったおかげで、見えてきたものがあります。
もちろん、今のこの業界の風潮が原因のひとつでもあるわけですが。
次回はその共通点を書かせていただきますね。