こんばんは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。
いきなりですが、私がマーケティングを教わった神田昌典氏は、次世代マーケティング実践会、実践アカデミー、Read For Action、フューチャーマッピング、ライフロジックパートナー、ASIAN UNITYなど、合わせて9個のコミュニティを主宰しています。
実践会、実践アカデミーは経営者が多く集まっています。
その他は私自身が所属していないのでよくわかりません(笑)
フューチャーマッピングに関してはマスター講座を修了しておりますが。
そんな神田昌典氏主宰のコミュニティが集まるイベントにが、先週木曜日に東京は恵比寿で開催されました。
去年度に実践し続け成果を出された方々を、それぞれのコミュニティから選出して表彰していくイベントです。
去年度の最優秀賞(全コミュニティで一番)を受賞したのは、なんと整骨院自費導入アカデミー特別講師である矢根克浩氏。
今年はその矢根克浩氏が乾杯の音頭を。
乾杯前にインタビューされているところ。
(写真中央が矢根氏、左が神田昌典氏)
そして、整骨院自費導入アカデミーで特別セミナーをやっていただいたコンサルタントの増野裕明が、参加者の投票によって、9つのコミュニティ全体の優秀賞を受賞。
(左が増野裕明氏)
今回は、コンサル先の上場企業の社員研修(一度に500名以上!)をした結果、離職率がなんと半減。
それとともに業績も飛躍的に伸びたという結果での表彰でした。
実は整骨院自費導入アカデミーの講師陣って、本当に一流ドコロが揃ってるな〜とちょっと誇らしいです。
とまあ長い前置き&ちょっとした自慢、でした(笑)
さて、今回もたくさんの経営者が集まりました。
みな交流を持とうと名刺交換などをし、簡単な自己紹介をします。
私は法人を持っているので名刺は院のものと法人のものがあるのですが、絶対に院の名刺を渡すようにしています。
なぜなら柔道整復師が私の本業だから。
しかし、悲しいかな
「あ、整体師ですか〜」
と言われることがあります。
必ず
「違います!」
と否定します。
だいたい
「えっ?」
と驚かれます。
接骨院・整骨院のことをちょっとだけ知ってる人だと、手をモミモミする動作します。
「違います!」
と否定します。
詳しく聞いてくる人には、しっかりと柔道整復師とはなんぞや、国家資格とはなんぞやを説明させていただきます。
ただ、やはり「面倒くさいヤツだな」と思われることも多いので、
「どうせ揉むんでしょ〜」
なんて言う人には、
「いえ、一切もみませんし、そもそもマッサージはあん摩指圧マッサージ師の国家資格を持っていないと…」
と、徹底的に否定します。
昨日はエステを経営している方とご挨拶させていただきました。
「似たような職業ですね〜」
とにこやかに言われました。
そうやって親近感を持たせて話を盛り上げていく…
わかります、そうしたほうがいいのは。
でも
「いえ、全然違います」
と否定しました。
多分先方は
「あ、こいつ変に国家資格のプライド持ってるめんどくさいヤツやな」
と思ったと思います。
それでも
「人の身体を触るということで似てますよね」
と言ってこられました。
なかなかデキた人だと思いました。
「いえ、共通点はありますが、全然似てません」
ときっぱり否定させていただきました。
こういう場合、徹底的に説明する機会があればします。
ただ、今回は同じテーブルの空気を読む経営者の方が
「この人はこだわり持ってて全然違うことしてるんですよ〜」
とフォローしてくださいましたが。
実はこれ、私はわざとやってるんです。
ニコニコして交流してたら、経営者としたらもしかしたら何かコラボして…なんて展開もあるかもしれません。
それを捨て、そういう社交的な人たちから嫌われたとしても、私にはやるべきことがあると思っています。
別に整体師が下、エステが下というわけではありません。
どんな業界にも凄腕はいますし、人として素晴らしい方はいます。
そんな当たり前のことは百も承知です。
その逆に、柔道整復師なんて不正する人も多いし、詐欺で逮捕される人までいます。
あ、そういえば最近逮捕された人は不起訴になったそうですけど、不起訴の理由って
①罪とならず
②嫌疑なし
③嫌疑不十分
④起訴猶予
とあるんですね。
①と②なら完全に白です。
③、④はそうではありません。
さて、あの彼は①〜④のどの理由で不起訴だったんでしょうか?
もし私が逮捕されて、①か②で不起訴なら堂々とそれを公表しますが。
話を戻します。
なぜ私はわざわざ経営者としての縁をつなぐことをせず、あえて変なこだわりを持っためんどくさいヤツになっているのか?
エステと保険の整骨院は確かに似ています。
安くマッサージし、オモシロトークや癒やしトークと気持ち良いマッサージでお客さん(あえて患者ではなく客と表現しました)を癒やす保険の整骨院。
高いお金を取って長時間あれやこれやしてお客さんを癒やすエステ。
以前のブログでも書きましたが、柔道整復師は医療の国家資格です。
治療家である以前に、医療人でないといけません。
そういう自覚がないといけません。
国家資格の有無も同じ理由です。
解剖学、生理学、運動学、リハビリテーション医学、一般臨床学はもちろん、直接治療そのものの役に立たないであろう病理学(もちろん、間接的に役立ちますが)、関係法規に医療倫理などをなぜ学んだのか?
それは、我々柔道整復師が医療人だからです。
絶対にその矜持は捨ててはいけません。
その矜持を捨てた人が、アホみたいに経営「だけ」に走った結果、手をモミモミ動作しながら「これでしょ?」って言われたり、明らかに医療ではない人から「似た職業ですね」って言われてしまうのです。
もちろん、その矜持を保つために日々勉強しないといけません。
矜持に比例して、やるべきことをやらないといけない責任も大きくなるはずですから。
私自身が嫌われてもなんでもいいんです。
微力です、むちゃくちゃ。
でも、譲れないものは譲れない。
私は、エステティシャンになりたかったわけでもないし、整体師になりたかったわけでもない。
柔道整復師になりたかった。
そして、なった。
そのアイデンティティは、絶対に守るべきだと思っています。
柔道整復師というのは、本当に素晴らしい仕事。
詐欺で捕まったり、不正で摘発されたりするニュースが絶えないから、柔道整復師=詐欺師みたいに思われてる人もいるかもしれませんが、うちのアカデミーの会員の先生なんてホントみんな良い先生。
そんな先生たちが少しでも生きやすい、そんな世の中になってほしいと思います。
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