久しぶりのブログ更新となりました。
こんにちは、整骨院自費導入アカデミー主宰の松村です。
少し過激なタイトルだったかもしれませんが、少し感じるところを書かせていただきたいと思います。
私が柔整業界に入った20年前というのは、院の数も少なく、開業すれば患者さんが来る時代でした。
私が働かせていただいた院は、当たり前のように1日の来院数なんて100人超えでしたし、次に働かせていただいたところは1日に200人以上来ることもありました。
今、保険の整骨院で常時1日100人以上来る院は少なくなってきてます。
都会で100人超えをしている院は、チェーン展開していて、資金、人員、テナント等物量作戦で結果を出しているところが多いように思います。
また、田舎の院は同じ物量作戦でもコストが安いですので有利ですよね。
しかし、広いテナントで、スタッフをたくさん雇用して、組織を作っていく、いわゆる「経営者」にならなければ、院というのはやっていけないものなのでしょうか?
また、院の経営に「治療技術」というのは、本当に関係ないものなのでしょうか?
答えは
「NO!!」
です。
もしこのブログをお読みのあなたが、年商数億円とかの会社を作りたい場合は経営者である必要があります。
しかし、自分とその家族が、ある程度幸せに(経済的理由でお子様の進路を断念させたり、欲しいものを買えないということがない状態)すごすということであれば、自ら現場に立ち、患者さんから感謝され、治療家、医療人であり続けることはできます。
そして、それを実現するためには、必ず「技術」が必要です。
もちろん、「技術」だけではダメです。
それを使うのは人間。
ただ技術を提供するなら、マシンです。
患者さんのことを認め、慮り、損得抜きに患者さんを一生懸命診ることができないと話になりません。
そして、治療自体を自分が好きでないといけません。
極論、「お金なんていただかなくても、治療したい!」という状態まで好きであればとてもいいです。
経営者に専念するにしろ、現場に立ち続けるにしろ、人が相手となります。
経営者はスタッフのことを慮ってあげないといけないです。
スタッフを信頼し、期待し、そのスタッフが独立しても通用するように、時には怒り、できれば褒め、給料以外にも与えないといけないものがたくさんあります。
人はそれぞれなので、裏切られたり、こちらが一生懸命やってるのに不平不満を言われるような場合もあります。
それでも経営者ならスタッフを信頼し、期待し、育てなければなりません。
現場に立っても同じです。
患者さんはそれぞれです。
また、相当症状がひどい方は、痛みのために初診時は態度が悪い人もいます。
もう痛すぎて
「説明はどうでもいいから、なんとか早くこれをなんとかしてくれよ!」
という状態です。
ですので、初対面の印象が悪くとも、一旦は自分の心を開示して受け入れないといけません。
ただ人としてダメな人なのか、それとも辛さのあまり態度が悪いのかわからないこともあるからです。
自分を開示して受け入れるからこそ、時には心ない言葉を言われたり、他の患者さんに迷惑をかけるようなことをされたり、傷つくようなことを言われたりすることもあります。
それでも治療家、医療人ならそれを恐れずに、傷つくことを覚悟して一旦は受け入れなければなりません。
それが我々の仕事なんだと、私は考えております。
う〜ん、長くなりそうですので、次回に続きます。
次回、なるべく早く更新します!
「開業してはいけない人たち。。。」に2件のコメントがあります
寺岡 憲司
(2015年4月1日 - 8:52 AM)ブログをみたいので登録して下さい
正隆松村
(2015年4月3日 - 3:00 PM)寺岡さん
コメントありがとうございます。
ちょっとコメントの意味がよくわからないのですが・・・・
ブログは登録せずとも見ることができます。